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コラム COLUMN

PEANUTS 75周年イベント「スヌーピーは、今日も語る。」@Ginza Sony Park

2025.07.25

2025年10月2日、PEANUTSコミックは誕生75周年を迎えます。

これを記念したとってもスペシャルなイベント『スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -』が、2025年8月11日(月・祝)まで開催中です。

スヌーピーたちの “言葉” があふれる特別な場所へ

心に残るセリフの数々と、個性あふれる10名のキュレーターたちの視点で、PEANUTSの“言葉”の世界を深く味わえる特別なイベント。

会場の様子を、たっぷりとお届けします。

入場前から出会いがいっぱい!

やってきたのは銀座・数寄屋橋交差点に面した「Ginza Sony Park」。

50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルの跡地に、2025年1月にお目見えした新スポットです。

※外壁<グリッドフレーム>は7月22日までの展示となります。

洗練された建築物は、その場にいるだけでも気持ちがいい♪

ところどころに描かれたスヌーピーやピーナッツ・ギャングにお出迎えをしてもらっている気分です。

そして、”言葉”もそこここに。

「どうして人生ってなんでもかんでもむずかしいのかな」のそばで、さらさらとたなびく銀座の柳♪

ふむふむ、と思いながら反対側も見てみましょう。

「ぼくもぼくを愛している!」とステップを踏むスヌーピーの様子に、思わずいっしょにダンスしたくなる気持ちになりました。

そう、自分を好きでいるって、すごく素敵なこと!

今日の心のテーマはこれにしよう……。

お、エレベーターまわりもかわいい!!

隣に置かれていた、地下3階のカジュアルダイニング “1/2 (Nibun no Ichi)”のサインも雰囲気たっぷりです。 

ちなみに、エレベーターの中もかわいかったので、お越しの際はぜひ乗ってみてください。

1Fのエントランス付近をたっぷりと楽しみながら……。

たくさんの展示が待ち受ける会場へと向かいます。

4Fから展示を満喫いたしましょう♪

このイベントは、「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」「言葉を再構築したオリジナルアイテム」「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」の3つの切り口で構成されています。

いそいそと、『スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -』のスタート地点となっている4Fへ。

まずは「10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉」を堪能します。

最初に出会ったのは、エッセイストでクリエイティブディレクターとしても活躍されている、松浦弥太郎さんの「そうだ、しあわせとは自由ってこと」のエリア。

松浦さんがサンフランシスコで出会った男性と語り合ったPEANUTSコミックにまつわるエピソードをもとに描き下ろしたエッセイが。

旅先で繰り広げられた語らいから生まれた「しあわせ」についての想いが、やさしい言葉を通してたっぷりと伝わってきます。

このおはなし、このまま地下2階の展示へと続いているそう。

後半を読むのが楽しみです!

フロアを進むと、広々とした空間に色とりどりのポスターや、ヘッドフォンが並んでいます。

こちらは、音楽家の青葉市子さんの「愛しいひととき」。

音楽をこよなく愛するシュローダーが登場するシーン中心にセレクトした言葉を、青葉さん自らの朗読で楽しめるそう。

ヘッドフォンに耳を傾けると……。

青葉さんのなんともメロウな声と、コミックの言葉がベストマッチ。

いつまでもうっとりと聞いていたくなります。

ちょこんと描かれた楽譜にも、思わずにんまり。

朗読は全部で12種。

ぜひ、全部聞いていただきたいです。

ラッパーでクリエイティブディレクターのTaiTanさんと、クリエイティブディレクターのharu.さんによる「大切なあれこれ」もボリュームたっぷり。

おふたりがそれぞれの視点で選んだ、さまざまなシーンとコメントが、ポスターになってずらり。

整然としつつ、カラフルで弾むように並んでいる中から、レコード屋さんで好きなジャケットのレコードを探すみたいに、パラパラとめくって好きな言葉をみつけていく感じが何とも楽しい。

ひとりでじっくり読み込むもよし、お友だちとあれこれ感想を話し合いながら眺めるもよし♪

「このコミック知ってる!」「このセリフ言われてみたいね」などなど、おしゃべりが弾んで楽しかったです。

こちらは、エッセイストでフードディレクターの平野紗季子さんが手がけた「しあわせは付け合わせのフライドポテト」。

赤いギンガムチェックのテーブルクロスが、もうかわいい。

食にまつわるシーンからセレクトされた、たくさんの言葉が楽しめます。

ご自身もおいしいものが大好きとのこと。

「食」に対する愛情がじわじわと伝わってきます。

一部のテーブルウエアは特設のショップでも販売されているので要チェックです!

お次は、俳優や作家としても活躍する、芸人のヒコロヒーさんによる「つよく、たくましく」のエリアです。

「つよく」「たくましく」というキーワードだけでも、もう誰のことなのかピンときてしまうのが、我らがルーシーのすごいところ、ではないでしょうか。

本棚のような空間に並べられた「完全版ピーナッツ全集」!!

たくさんのコミックからヒコロヒーさんが厳選したエピソードが紹介されています。

添えられているヒコロヒーさんのコメントがとても……。

愛情たっぷり!

どのコメントを読んでも、共感する部分や気付くことがいっぱいで、すごく嬉しい気分になってしまいます。

こちらもぜひぜひじっくり読んでいただきたいな。

キョロキョロしながら3Fへ

4Fを後に、いざ3Fへ。

展示以外のところにも。

ちょっとでもうっかりしていられないほど、わくわくする工夫がちりばめられています。

ところどころにある足跡もお見逃しなく!

3Fのトップバッターは、芸人で小説家として作品も発表されている、ラランド ニシダさんの「好きこそものの上手なれ」。

同じ小説家である視点から、小説を書くスヌーピーのシーンがセレクトされています。

ずらりとならんだタイプライターも趣たっぷりです。

好きだから、書ける。

好きだけど、書くことって大変。

タイプライターにあったニシダさんのコメントからも、そんな気持ちが伝わってきます。

ここはやはり、小説家のスヌーピーになりきった気分でぬい撮りを。

カチカチカチカチ。

そう、今回の展示はぬい撮りも楽しくできちゃうな、と思いました。

みなさんもぜひ、ご自身の相棒を連れてきてくださいね♪

さて、お次のエリアに進みましょう。

長谷川昭雄さんによる「優しくなりたい」には、さすがファッションディレクターでスタイリスト!と思わせてくれる……。

ご覧の通りの展示となっております。

長谷川さんがセレクトしたシーンがスウェットにプリントされています。

それは、言葉であったり、コミックのひとこまだったり。

様々な表情のスヌーピーやピーナッツ・ギャングに出会って、まだまだ知らないことだらけだわ!と思うのでした。

こちらは、詩人の最果タヒさんによる「歪なままで向き合って」。

たくさんの鏡を通して、ルーシーとピーナッツ・ギャングの日常を感じることができます。

最果タヒさんのならではの優しい視点にハートをつかまれながら……。

鏡の中のウッドストックから一輪の花を受け取るようなシーンをぬい撮りしてみたり。

こちらの鏡では、ルーシーとおしゃべりをしているようなぬい撮りも。

言葉をしみじみ感じながら、自分も参加している気分で展示を楽しめるなんて、本当にすばらしいひととき。

3F最後のエリアは、この壁の向こう側に大きな見どころがあるみたい。

コンランショップジャパン CDOとして、暮らしとデザインをつなぐお仕事をされている、中原慎一郎さんの「こんな部屋で語りたい」は、どんな感じかな♪

わぁ!

中原慎一郎さんがセレクトした家具で見事にコミックのシーンが再現されています。

こっそりとコンセントを横取りしようとするスヌーピーの姿も。

灯りが消えてしまって、やれやれといった表情のチャーリー・ブラウンと記念撮影をすることもできました。

コミックの中でスヌーピーが必要としていた電気が何に使われていたかというと……。

クリスマスにまつわる「あるもの」で、自分のドッグハウスをデコレーションするため、でした。

「あるもの」の答えはぜひ会場で♪

ふぅ。本当に見ごたえ、読みごたえ、取りごたえ、全部がたっぷり。

美しい階段で、トコトコB2Eへと進みます。

ガラス越しに、名残惜しく展示を眺めました。

B2Fではオリジナルグッズのお買い物も♪

トコトコトコトコ。

やってきたB2Fにも、まだまだたくさんの”言葉”が溢れていました。

スヌーピーとピーナッツ・ギャングが集まっている広場のよう。

それぞれのキャラクターにまつわる説明などもしっかりと。

お写真の奥に見えているのは、4Fにあった松浦さんのお話の「つづき」です。

お話に、さらにほっこりしつつフロアの奥をみると、そこには大きなメッセージボードが。

オープン直前だったので、まだまっさらの状態。

「”HAPPINESS IS ___.” What is yours?」、あなたにとってのしあわせとは?という問いかけがありましたので……。

パッと思いついた言葉を、ペタっとしてきました。

家族や友だち、スヌーピーにピーナッツ・ギャング。

大好きな仲間たちとのひとときが最高のハピネス!

会期が終了するころには、このメッセージボードもみなさんのハピネスで埋め尽くされるんだろうな♪

会場に来られたら、ぜひメッセージをペタっとしてくださいね。

そしてそして、必見なのがこちら!

特設のショップがあるのです!

冒頭でお話した、このイベントの3つの切り口のひとつ「言葉を再構築したオリジナルアイテム」に出会える場所です。

入る前からセンスの良さがひしひしと。

どんなアイテムがあるのかな♪

”言葉”を感じるオリジナルアイテム

ショップのロゴには、ショッパーから顔を出す、スヌーピー、サリー、ライナスが。

クスッとしてしまうかわいさです。

なお、一部商品はタイミングにより完売している場合がございます。予めご了承ください。

アイテムは、ゲストキュレーターの方々が選んだ言葉が刻まれています。

Tシャツやキャップなどのファンションアイテムは長谷川昭雄さんが選んだ言葉。

たとえばこちらのキャップには、「”LIFE DOESN’T HAVE TO GET BORING”(人生に退屈する必要はないもんね)」。

かぶるたびに、意気揚々とした気分になりそうです!

色柄も豊富なTシャツにも、それぞれの言葉や想いが込められていますので、ぜひお楽しみくださいね。

どれにしようか迷ってしまう魅力的なラインナップ♪♪

トートバッグもいろいろと。

ルーシーの吹き出しがこの形、というところにすごく共感!

ルーシーの気分になって、この吹き出しに入る言葉を自分で考えても楽しいですね。

平野紗季子さんがコミックから選んだ言葉をデザインしたプレートも。

シンプルなデザインで、どんなお料理も映えそうです。

他にも、イベントのキービジュアルをデザインしたマグカップや……。

ステッカーセットなども。

そして、こちらはB3Fで販売されている”1/2 (Nibun no Ichi)”のメニューブック!

そう、今回B3Fの”1/2 (Nibun no Ichi)”では、期間限定のコラボメニューが提供されているのです!!

ちらりと見本を覗いただけで、お腹がぐぅとなりました。

お買い物を済ませて、B3Fに向かうことにいたします。

おいしいコラボレーションも楽しみましょう

3つの切り口の最後のひとつ「食と言葉を一緒に楽しむカジュアルダイニング」を目指して!

洋食をベースにしたカジュアルダイニング “1/2 (Nibun no Ichi)”の店頭には、イベント期間限定でお料理を運ぶスヌーピーのスタンドがお迎えしてくれます。

すてきなフォトスポットになりますね。

“1/2 (Nibun no Ichi)” は入場券なしでも利用できるので、きっと何回でも通いたくなります。

広々とした洗練された店内で、テキパキとお料理を準備するスタッフさんたちの姿がとってもクール!

イベントに合わせて特別に作られた、PEANUTSとの期間限定コラボメニューに期待が高まります。

そして嬉しいことに、イベント入場されたみなさんには、洋食プレートのご注文にソフトドリンクが1杯プレゼントされるという特典が。

わたしは、お色も素敵な「ベリーピンクレモネード」をチョイス。

爽やかでおいしい♪

コラボメニューの洋食プレートは全部で6種類。

どれも、スヌーピーやピーナッツ・ギャングの言葉からインスパイアされた、楽しさとおいしさが詰まったプレートになっています。

どれにしようかな~。

悩みに悩んで、チャーリー・ブラウンをイメージした「僕は負けてグチグチは言わない、負けっぷりのいい敗者なんだ。」をオーダーしました。

それに合わせて、ランチョンマットもご覧の通り。

ランチョンマット、きれいにとっておきたい。

そんな方は、メニューブックを購入すれば、全メニューのランチョンマットのデザインをいつでも見ることができますよ。

おススメです。

そして、ものすごくいい匂いいとともに、お待ちかねのプレートがやってきました♪

何度も言います。

いい匂い、いい匂い、いい匂い!

スプーンを入れると……。

中からとり~ん♪

「正解じゃないけどオムライス」という名前が付けられている、大正解の逸品。

クリスピーなリゾットがサクサク。

今までにない食感と味わいに、ちょっと「言葉」のことを忘れてしまうほど、お食事タイムに没頭してしまいました。

こちらの「ちゃんとできたハヤシライス」は……。

「ちゃんとできているにもほどがあるハヤシライス」と命名したくなるほど、深い味わいに大満足でした。

「ちょっと少ない、だから良い」という コンセプトを持つ”1/2 (Nibun no Ichi)” ですが、ちゃんとしたお味は、きちんとお腹を満たしてくれる、と実感しました。

他のメニューも、まるでお写真のような美しさ。

こちらは、ライナスがテーマの「空は何色で塗ればいいんだろう?」。

そして、こちらはサリー・ブラウンの「知るわけないでしょ?どうでもいいでしょ?人生は続くのよ!」です。

キュートなパフェ仕立てのパンケーキに、ブラウニー。

サリーのイメージにぴったり。

こんなにおいしいデザートがいただける人生なら、いつまでも続いてほしいです!!

すべてのメニューは、こちらのページでチェックできますのでぜひご覧ください。

あぁ、本当においしかった!誰かに自分の言葉で伝えたくなります。

そんな気持ちに耳を傾けてくれているかのようなデザインのスヌーピー。

今なら、地下鉄銀座駅のコンコースで出会えちゃいます。

地下コンコースでも出会える、たくさんの”言葉”

Ginza Sony Parkは、地下鉄銀座駅から直結というとても便利な場所にあるのですが……。

その地下鉄のコンコースが期間中、特別な装飾でこんなに楽しい空間になっています。

10人のゲストキュレーターが選んだ言葉の数々!

展示で出会った言葉を今一度かみしめてしまいます。

これから入場する、という方には、うんと期待を高めてくれる存在になるのでは♪

10人全員の言葉をしっかりチェックしてくださいね。

そして、前身のソニービルから残る、このエスカレーターと階段の先にもお楽しみが。

登った先にはフロアガイド。

どこに何がある?これが楽しかった!など、あとから見ても本当にわくわく。

そして、その先をちょっと進むとこんな光景にも出会えます。

こちらはもちろんフリースペースなので、ちょっと座ってひと休み、という時間を過ごすのもおすすめです。

前身のソニービルが建てられた1966年当初からこの場を見守ってきた、昭和の時代を感じる美しいデザインが残されています。

もう60年近く前の物だなんて!

と、思うと、改めて「PEANUTSコミック誕生75周年」という歴史の深さを感じます。

長い長い時間の中で、コミックの中の言葉がたくさんの人たちの心に響いて、そこからまた新しい出会いや想いが生まれたり。

これからも、ずっと、そんなふうにみなさんの気持ちに寄り添っていくのかな。

そんなことを考えながら、ほくほくおうちへと帰りました。

すてきな展示に心がいっぱい。

おいしいお食事におなかもいっぱい。

ぬい撮りもいっぱいできました。

「スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -」は8月11日までGinza Sony Parkで開催中。

みなさんもぜひ、期間中に遊びに来てくださいね。

「スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -」

期間:2025年7月16日(水)~8月11日(月・祝)

場所:Ginza Sony Park(B3/B2/3F/4F)

入場:日時指定前売券 一般 1,300円 中学/高校生 800円 小学生以下無料
当日券 一般 1,500円 中学/高校生 1,000円 小学生以下無料

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Ginza Sony Park

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